Version 0.1a
このプログラムは、pngファイルからX68000用スプライトエディタ「ぴくせる君」向けスプライト・パターンデータ「PX2」ファイルに変換するものです。使っていた人は少ないと思いますので解説しますと、
PX2ファイルは基本的に、パターンデータとパレットデータが結合されたものです。構造体で表すと下記のようになります。
// PX2ファイル構造体
typedef struct
{
unsigned short atr[256]; // ツール用アトリビュート
unsigned short pal[256]; // X68Kパレット
unsigned char sprpat[0x8000]; // X68Kスプライトパターン
} PX2FILE, * pPX2FILE;
Visual Studio 2022と、zlib、libpngを用意してください。
png2px2 [オプション] filename[.png]
-p PX2ファイルの代わりに、X68000用スプライトパターン256個(PAT)、256色分のパレット(PAL)のベタファイルを書きだします。
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pngファイルのフォーマットはインデックスカラー(256色)、横256ピクセル、縦256ピクセル決め打ちです。 EDGEなどのドット絵ツールを使って作成すると良いでしょう。
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X68000のスプライトは1枚につき16色(透明色+15色)です。 EDGEのパレット横1ライン16色が、スプライトのパレットとして使えます。全部で16本のパレットがあります。
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先頭の16色パレットはテキスト画面と共用となりますので注意してください。
このプログラムは、X68000用スプライトエディタ「ぴくせる君」向けスプライト・パターンデータ「PX2」ファイルから、インデックスカラーフォーマットのPNGファイルに変換するものです。
px22png filename[.px2]
- Ver0.1a - gccでpngctrl.c のコンパイルが通るように修正しました。
PXLOOK.R
X68000環境で使うPX2ファイルビューアーです。
waru.PX2
X68000用「ぴくせる君」サンプルデータです。
waru.png
waru.PX2 をPNGに変換したデータです。
By Pirota