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コア文書翻訳方針メモ
kobaken edited this page Nov 2, 2023
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3 revisions
@argrath がコア文書を翻訳しているときの大まかな方針のメモです。 随時更新します。
- perldeltaは全ての安定版リリース、それ以外は安定版リリースの最初(5.x.0)を対象にする。
- v5.28.0以降はUTF-8、それ以前はEUC-JPを使う。
- 見出しは原則として翻訳する。
- "NAME"は翻訳してはならない。
- →pod処理プログラムが誤動作するため。
- "SYPNOSYS","DESCRIPTION"などperldoc.jpで変換されるものは翻訳しない。
- "NAME"は翻訳してはならない。
- 「通常の段落」は原則として全て翻訳する。
- 権利文は翻訳しない。
- 「そのままの段落」は翻訳しても良いししなくても良い。
- 見出し、段落を翻訳した場合は必ず Pod::L10N::Format 形式で原文を残す。
- →原文更新時に変更点を検出しやすくするため。
- 原則として敬体を使う。
- 箇条書きの場合は常体も使い分ける。
- 文節区切り以外では折り返さない。
- できる限り半角79文字以内で折り返す。
- 句点では必ず折り返す。
- 原文と訳文で文の数を一致させる。
- つまり典型的には
.
の数と。
の数を一致させる。 - 長い原文を翻訳の都合で分割する場合は
;
で繋ぐ。 - →podsentenceで翻訳漏れをチェックするため
- つまり典型的には
-
,
は、
に置き換えるが、前後とも英数字の場合は,
のままにする。
- 数字部分を
n
に置き換えても自然ならアラビア数字、さもなければ漢数字にする。- 「一個」→「1 個」(「n 個」は自然)
- 「1つ」→「一つ」(「n つ」はおかしい)
- 不自然にならない範囲で短くする。
- 特にカタカナ語は長くなりやすいので、できれば避ける。
- カタカナ名称が一般的に使われていると感じるもので、あまり長くないものはカタカナにする。
- そうでないものは英語のままにすることを恐れない。
- 定訳があるものはそれを使うが、できればカタカナは避ける。
- △「リエントラント」→○「再入可能」
- ただしカタカナで一般的に通っているものは無理に変えることはしない。
- "operating system"→「オペレーティングシステム」
- 定訳がないものでも英語そのままにはしない。
- ただし「同名の関数を実行する」という意味の動詞の場合は英語そのままにする。
- "bless"(動詞) →「bless する」
- "tie"(動詞) →「tie する」
- "die"(動詞) →「die する」
- 単にカタカナにするのもできるだけ避ける。
- "script run" → 「用字連続」
- ただし「同名の関数を実行する」という意味の動詞の場合は英語そのままにする。
- 複合語でも中黒「・」は使わない。
- データ構造としては「リファレンス」それ以外では「参照」
- 但し区別が曖昧な場合がある。例えば "weak reference" は「弱い参照」という定訳があるが、リファレンスを用いて実装されているので「弱いリファレンス」でもある。状況に応じて選択する。
- "match"/"matching" のように、動詞と同型で名詞として使われることがあったり、動名詞として使われることが多い用語は、動名詞を基本とする。
- "match"(動詞)→「マッチングする」
- "match"(名詞)→「マッチング」
- "matching"(動名詞)→「マッチング」
- 無理なく言い換えられるときは「○○する」は使わない。
- 「使用する」→「使う」
- 「○○することができる」は使わず「○○できる」にする。
- 「利用することができる」→「利用できる」
- 「プログラミングPerl」(日本語版)
- 昔からあるPerl固有の用語は基本的にここから。但し一部変更したものもあり。
- Unicode Terminology: English - Japanese
- Unicode関連の用語はこの公式用語集から。そのものが載っていなくても他の用語の一部として使われているものもある。
- NetBSDの用語集
- unix関連の用語、特にPOSIX周りの参考に。但しこれについては従っていない場合も多々ある。